A職務経歴書の書き方
職務経歴書の目的とは、これまで「どんな会社で」「どのような仕事に就き」
「どのような能力を発揮してきたか」など実務能力のアピールをすることです。
今までの経験を並べるだけでなく、企業の募集内容によって、
知りたいこと、求めていることに沿って、戦略的に編集することが求められます。
採用担当者は職務経歴書から応募者の書類作成能力やプレゼンテーション力も判断するため、
レイアウト・文章ともに気を抜かずに作成しましょう。
履歴書はある程度決まったフォーマットがありますが、
職務経歴書には決まったフォーマットがありません。
自由に作成して良いのですが、なるべく誰から見ても見やすいレイアウトを意識して作成してください。
書いてある内容はもちろんのこと、書類作成能力や表現力が問われるので注意が必要です!
家族など身近な人に見てもらい「伝えたいことが伝わっているか」確認するのも良いでしょう。
職務経歴書も履歴書同様、手書きでも良いですがパソコンでの作成をオススメします。
インターネットで検索すると沢山の職務経歴書のひな形があるので、
そうしたものを利用しても構わないです。
日付と名前を明記
▼日付は職務経歴書を作成した日付です。
▼職務経歴書全体の年号を、西暦か和暦かで統一する
▼氏名は姓と名の間に空白を入れます
▼読みづらい名前の場合はふりがなを書き添えると親切です
職務経歴
経歴の記入する順番
▼転職経験があり、2社以上に勤務経験がある場合は新しい会社から順に書き、同じ会社の中の職歴は古い順から書きます。記入する内容
▼企業名
▼事業内容
▼所在地
▼従業員数
▼売上高
▼雇用形態
▼職務内容
自己PR
▼企業が求めている人材を理解できているか
▼企業の魅力や共感できる特徴を把握し、その企業だから入社がしたいという意思が伝わる内容にする
▼今までのスキルや経験を生かせる「職務経歴の強み」を伝えることが出来ているか
▼入社後、自分のやりたいことを伝えることが出来ているか
以上4点を意識して作成しましょう。
※転職の際は、なぜ転職しようと思ったかを伝えると良いでしょう。
大まかな流れ
@最初に自分の強みを書くと良い
最初に「私の長所は〜です。」や「私は〜に自身があります。」などど、最初に簡潔に結論を書くと、その後の文章が採用担当に伝わりやすいです。
Aこれまでの仕事で得た経験・スキル
数字を使って具体的に述べると良いです。採用担当者に具体的に伝わります。
例)多くの物件を担当してきました。→○件の物件を担当してきました。
例)電気工事をミスなく慎重にやっています→電気工事を○ヶ月ミスなしで担当しています
※電気工事業界の経験がない場合は、意欲や姿勢を伝えましょう
Bこれまでの仕事で得た経験・スキルがどのように活かせるか
入社をしたらどのように会社に貢献できるのかのイメージがつきやすいため、必ず記入しましょう
免許・資格
▼最初に免許を記入し、その後資格を記入する
▼免許・資格は略称ではなく、正式名称で記入する
▼現在取得のために勉強中のものも記入
▼履歴書全体の年号を、西暦か和暦かで統一する
職務経歴書に書く必要はないが、考えておくと良いこと
退職理由・転職理由
▼職務経歴書に退職理由や転職理由を書く必要はありません
▼面接全体の流れを考えておくと良い
退職理由
↓
転職理由
↓
今の環境ではできない
↓
転職を決意した
↓
職務経歴
↓
自己PR
↓
志望動機
職務経歴書に書いてはいけないこと
仕事に直接関係しないこと
▼趣味・特技
▼ボランティア活動
▼その他仕事に関係のないこと
※趣味・特技やボランティア活動が仕事に良い影響をもたらしている場合は、面接中に採用担当者に伝えると良い
職務履歴書見本