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需要の高い国家資格”土木施工管理技士”を取得しよう♪

土木施工管理技士

土木施工管理技士とは、河川・道路・橋の工事など土木工事を施工する際に、必ず配置が必要となる”主任技術者”や”管理技術者”を請け負うことができる資格です。国土交通省が所管する国家資格なので、建築業界で一生働きたい!と考えている方は、ぜひ取得することをおすすめします!(^^)!

土木施工管理技士を取得するとできること

土木施工管理技士を取得するとできること

土木施工管理の資格を取得すると、大規模土木工事において施工計画を作成することができ、工事中は工程・安全・技術の管理を行うことができます。現場監督以上の立場になるには必ず必要な資格といえます。就職先は、ゼネコンや土木・建設系企業などです。昨今、土木工事自体の工事件数が急速に増え続けており、この仕事に対する需要は非常に高くなっています!とてもチャレンジしがいのある資格だと言えます!!

資格の種類

土木施工管理技士の資格の種類

1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士の2種類があります!
1級と2級では、請け負うことができる業務範囲が異なります。
それぞれの資格の受験資格や試験地などをご紹介します。

1級土木施工管理技士

受験資格

学科・実地試験受験者

学歴又は資格により(イ)(ロ)(ハ)(ニ)のいずれかに該当する者

(イ)学歴

学歴 実務経験年数
指定学科卒業後 指定学科以外卒業後
大学専門学校「高度専門士」 3年以上 4年6ヶ月以上
短期大学
高等専門学校専門学校「専門士」
5年以上 7年6ヶ月以上
高等学校
中等教育学校
専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)
10年以上 11年6ヶ月以上(※1)
その他 15年以上

上記実務経験年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていることが必要です。

 

(ロ)2級土木施工管理技術検定合格者

区分 学歴 実務経験年数
指定学科卒業後 指定学科以外卒業後
2級合格後の実務経験 5年以上
合格後5年未満の者 高等学校
中等教育学校
専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)
9年以上 10年6ヶ月以上(※1)
その他 14年以上

上記実務経験年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていることが必要です。

 

(ハ)専任の主任技術者の経験が1年(365日)以上ある者

区分 学歴 実務経験年数
指定学科卒業後 指定学科以外卒業後
2級合格後の実務経験 3年以上
2級合格後3年未満の者 短期大学
高等専門学校
専門学校「専門士」
7年以上
高等学校
中等教育学校
専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)
7年以上 8年6ヶ月以上(※1)
その他 12年以上
2級土木の資格のない者 高等学校
中等教育学校
専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)
8年以上 11年以上(※1,※2)
その他 13年以上

 

(ニ)指導監督的実務経験年数が1年以上、及び主任技術者の資格要件成立後専任の監理技術者の設置が必要な工事において当該監理技術者による指導を受けた実務経験年数が2年以上ある者

区分 学歴 実務経験年数
指定学科卒業後 指定学科以外卒業後
2級合格後の実務経験 3年以上(注1)
2級土木の資格のない者 高等学校
中等教育学校
専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)
8年以上(注2)
(注1) 3年以上の実務経験のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数を含み、かつ、専任の監理技術者による指導を受けた実務経験年数2年以上を含む。
(注2) 8年以上の実務経験のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数を含み、かつ、5年以上の実務経験の後、専任の監理技術者による指導を受けた実務経験年数2年以上を含む。
※1 高等学校の指定学科以外を卒業した者には、高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による試験、旧大学入学資格検定規程(昭和26年文部省令第13号)による検定、旧専門学校入学者検定規程(大正13年文部省令第22号)による検定又は旧高等学校高等科入学資格試験規程(大正8年文部省令第9号)による試験に合格した者を含む。
※2 2級土木施工管理技術検定合格者以外の者で、高等学校指定学科以外を卒業し、建設機械施工技術検定に合格した方の土木施工管理に関する必要な実務経験年数は9年6ヵ月以上となります。(合格証明書の写しを添付してください。)

実地試験受験者

下記のいずれかに該当する者

イ)当年度の1級土木施工管理技術検定・学科試験の合格者

ロ)学科試験免除者
1)平成29年度1級土木施工管理技術検定・学科試験の合格者
2)技術士法による第二次試験のうち技術部門を建設部門、上下水道部門、農業部門(選択科目を農業土木とするものに限る)、森林部門(選択科目を森林土木とするものに限る)、水産部門(選択科目を水産土木とするものに限る)又は総合技術監理部門(選択科目を建設部門若しくは上下水道部門に係るもの、「農業土木」、「森林土木」又は「水産土木」とするものに限る)に合格した者で、1級土木施工管理技術検定・学科試験の受検資格を有する者

「実務経験」とは、土木工事の施工に直接的に関わる技術上のすべての職務経験をいい、具体的には下記に関するものをいいます。
・受注者(請負人)として施工を指揮・監督した経験(施工図の作成や、補助者としての経験も含む)
・発注者側における現場監督技術者等(補助者も含む)としての経験
・設計者等による工事監理の経験(補助者としての経験も含む)
なお、施工に直接的に関わらない以下の経験は含まれません。
・設計のみの経験
・建設工事の単なる雑務や単純な労務作業、事務系の仕事に関する経験
実務経験年数は、学科試験の前日までで計算してください。
2級試験合格者の実務経験年数は、その試験の合格発表日より計算してください。
指定学科とは、土木工学・都市工学・衛生工学・交通工学及び建築学に関する学科をいいます。
「指導監督的実務経験」とは、上記「実務経験」の中でも特に、現場代理人、主任技術者、施工監督、工事主任等の立場で、部下等に対して工事の技術面を総合的に指導・監督した経験をいいます。なお、この実務経験には受注者の立場における経験のほか、発注者側の現場監督技術者等として総合的に指導・監督した経験も含みます。
(注意) 詳細については、平成30年2月23日(金)から販売する『受験の手引』を参照してください。

合格基準

学科試験及び実地試験の別に応じて、次の基準以上の者を合格とするが、試験の実施状況等を踏まえ、変更する可能性がある。
・学科試験 得点が60%以上
・実地試験 得点が60%以上

試験地

札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、那覇の13地区(試験地については近郊都市も含みます。)

受験手数料

学科試験 8,200円 / 実地試験 8,200円

一般財団法人-非営利型-全国建設研修センターより引用
http://www.jctc.jp/exam/doboku-1/

2級土木施工管理技士

受験資格

学科・実地試験受験者

下記(表-1)のいずれかに該当する者

(表-1)

学 歴 実務経験年数
指定学科卒業後 指定学科以外卒業後
大学
専門学校「高度専門士」
1年以上 1年6ヶ月以上
短期大学
高等専門学校
専門学校「専門士」
2年以上 3年以上
高等学校
中等教育学校
専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)
3年以上 4年6ヶ月以上(※1)
その他 8年以上
※1高等学校の指定学科以外を卒業した者には、高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による試験、旧大学入学資格検定規程(昭和26年文部省令第13号)による検定、旧専門学校入学者検定規程(大正13年文部省令第22号)による検定又は旧高等学校高等科入学資格試験規程(大正8年文部省令第9号)による試験に合格した者を含む。

学科試験のみ受験者
平成30年度中における年齢が17歳以上の者

実地試験受験者
下記のいずれかに該当する者

イ)当年度の2級土木施工管理技術検定・学科試験の受験者(ただし、「学科試験のみ受験者」を除く。)

ロ)学科試験免除者
1) 平成29年度2級土木施工管理技術検定 学科・実地試験の学科試験合格者

2) 平成28年度以降の学科試験のみ合格者で、(表-1)の2級土木施工管理技術検定 学科・実地試験の受検資格を有する者

3) 技術士法による第二次試験のうち技術部門を建設部門、上下水道部門、農業部門(選択科目を農業土木とするものに限る)、森林部門(選択科目を森林土木とするものに限る)、水産部門(選択科目を水産土木とするものに限る)又は総合技術監理部門(選択科目を建設部門若しくは上下水道部門に係るもの、「農業土木」、「森林土木」又は「水産土木」とするものに限る)に合格した者で2級土木施工管理技術検定 学科・実地試験の受検資格を有する者

4) 学校教育法による大学を卒業した者で在学中に施工技術検定規則(以下「規則」という)第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後1年以内に平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格(在学中の合格も含む。以下同じ。)し、卒業した後4年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者

5) 学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者で在学中に規則第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後2年以内に平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格し、卒業した後5年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し2年以上の実務経験を有する者

6) 学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者で、平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による大学を卒業(短期大学又は高等専門学校在学中及び大学在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、短期大学又は高等専門学校を卒業した後6年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者

7) 学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で在学中に規則第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後3年以内に平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格し、卒業した後6年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し3年以上の実務経験を有する者

8) 学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で、平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業(高等学校又は中等教育学校在学中及び短期大学又は高等専門学校在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、高等学校又は中等教育学校を卒業した後7年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し2年以上の実務経験を有する者

9) 学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で、平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による大学を卒業(高等学校又は中等教育学校在学中及び大学在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、高等学校又は中等教育学校を卒業した後8年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者

「実務経験」とは、土木工事の施工に直接的に関わる技術上のすべての職務経験をいい、具体的には下記に関するものをいいます。
・受注者(請負人)として施工を指揮・監督した経験(施工図の作成や、補助者としての経験も含む)
・発注者側における現場監督技術者等(補助者も含む)としての経験
・設計者等による工事監理の経験(補助者としての経験も含む)
なお、施工に直接的に関わらない以下の経験は含まれません。
・設計のみの経験
・建設工事の単なる雑務や単純な労務作業、事務系の仕事に関する経験
実務経験年数は、学科試験日の前日までで計算してください。
指定学科とは、土木工学・都市工学・衛生工学・交通工学及び建築学に関する学科をいいます。
(注意)詳細については、平成30年6月25日(月)から販売する『受験の手引』を参照してください。

合格基準

学科試験及び実地試験の別に応じて、次の基準以上の者を合格とするが、試験の実施状況等を踏まえ、変更する可能性がある。
・学科試験 得点が60%以上
・実地試験 得点が60%以上

試験地

「学科試験(前期試験)」(種別を土木のみとする)
札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇の10地区
「学科・実地試験、学科試験(後期試験)」
札幌、釧路、青森、仙台、秋田、東京、新潟、富山、静岡、名古屋、大阪、松江、岡山、広島、高松、高知、福岡、鹿児島、那覇の19地区
なお、学科試験(後期試験)試験地については、上記試験地に熊本を追加します
(試験地については近郊都市も含みます。)
ただし、鋼構造物塗装及び薬液注入は、札幌、東京、大阪、福岡の4地区
(試験地については近郊都市も含みます。)

受験手数料

学科・実地試験 8,200円
学科試験のみ 4,100円 / 実地試験のみ 4,100円

一般財団法人-非営利型-全国建設研修センターより引用
http://www.jctc.jp/exam/doboku-2/

年収は?

土木施工管理技士の年収は?

〇1級土木施工管理技士
年収の相場は400万円~。
実務経験次第では、600万~700万円まで年収が上がることもあります。
〇2級土木施工管理技士
年収の相場は300万円~350万円。
長い実務経験を積んでから2級を取得した場合、
資格手当が上がる場合があります。