試験日程と試験地
平成30年度 2級電気施工管理技士 | |||
前期 (学科試験のみ) |
後期 | ||
申込期間 | インターネット申込 | 学科試験のみ受験は書面申込のみとなります。 インターネットでの申込はできません。 |
6月22日(金)〜7月20日(金) |
書面申込 【消印有効】 |
3月9日(金)〜3月23日(金) | 7月6日(金)〜7月20日(金) | |
試験日 | 平成30年 6月10日(日) | 平成30年11月11日(日) | |
試験地 | 札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄 | 札幌・青森・仙台・東京・新潟・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・沖縄 | |
受験料 | 学科試験 実地試験 |
11,800円 | |
実地試験のみ | 5,900円 | ||
学科試験のみ | 5,900円 |
●○施工管理技術検定の制度変更点について○● | |
>>>1級・2級共通<<< 職業能力開発促進法に規定される職業訓練等のうち国土交通省の認定を受けた訓練を修了した者は、受検資格を満たすための実務経験年数に職業訓練期間を算入できるようになりました。 |
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>>>2級学科試験<<< これまで、上期試験、下期試験のいずれかしか受験できませんでしたが、平成30年度より、年2回実施いたします。 |
2級電気施工管理技士の合格率
一次試験に学科試験が行われ、二次試験に自身の電気工事施工経験に基づく記述試験となっています。一次試験の合格率は50~60%、二次試験は40~50%程度となっており、全体の合格率は25%程度の合格率とされています。一次試験は全体の約6割の正答率で合格となっていますが、二次試験についての合格基準は発表されていません。
2級電気施工管理技士の難易度
学科試験の難易度は、第一種電気工事士や、第三種電気主任技術者の資格と比べ簡単です。電気工学分野としてオームの法則、キルヒホッフの法則を用いた基礎的電気回路の計算、コンデンサやコイルに蓄えられる電荷、発電機・電動機の基礎などが出題されるが、求められる知識は広く浅いものとなっています。
試験申込について
試験区分
2級電気工事施工管理技術検定試験には3つの試験区分があります。
試験区分 | |
学科・実地試験 | 電気工事の施工管理業務に従事した実務経験を積んで所定の受検資格を満たした方が受験できます。 |
実地試験のみ(学科試験免除) | 学科・実地試験の受検資格を満たし、かつ学科試験免除資格を有する方が受験できます。 |
学科試験のみ | 17才以上であれば受験できます。この試験区分によって学科試験に合格した方は、所定の有効期間内に学科・実地試験の受検資格を満たすと(学科試験免除で)実地試験を受験することができます。 |
申込方法
インターネット申込 | 書面申込 | ||
学科・実地試験受験 実地試験のみ受験 |
新規受験 | × | ○ |
再受験 | ○ | ○ | |
学科試験のみ受験 | × | ○ |
学科試験免除の受験資格
学科・実地試験の受験
区分 | 最終学歴または資格 | 実務経験 | |
指定学科卒業 | 指定学科以外卒業 | ||
イ | 大学 専門学校の「高度専門士」 |
卒業後1年以上 | 卒業後1年6ヶ月以上 |
短期大学 5年制高等専門学校 専門学校の「専門士」 |
卒業後2年以上 | 卒業後3年以上 | |
高等学校 専門学校の「専門課程」 |
卒業後3年以上 | 卒業後4年6ヶ月以上 | |
その他(最終学歴問わず) | 8年以上 | ||
ロ | 電気事業法による第一種、第二種または第三種電気主任技術者免状の交付を受けた者 | 1年以上 (交付後ではなく、通産の実務経験年数として) |
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ハ | 電気工事法による第一種電気工事士免状の交付を受けた者 | 実務経験年数は問いません | |
ニ | 電気工事士法による第二種電気工事士免状の交付を受けた者 (旧・電気工事士を含む) |
1年以上 (交付後ではなく、通産の実務経験年数として) |
実地試験のみの受験(学科試験免除)
【1】技術士法による技術士の第二次試験のうちで技術部門を電気電子部門、建設部門または総合技術監理部門(選択科目を電気電子部門または建設部門に関係するもの)に合格した者
【2】2級電気工事施工管理技術検定試験の「学科試験のみ受験」の合格者で有効期間内の者
>>>>【1】または【2】に該当し、平成27年度以前の2級電気施工管理技術検定学科試験を、下表の受験資格で合格し有効期間内にある方は免除となります。
学科試験時点での受検資格 | 有効期間と学科試験の免除回数 |
大学指定学科を卒業見込又は卒業後1年以内の者 | ◇卒業後4年以内に実施される連続する2回の学科試験が免除 |
短期大学・5年制高等専門学校指定学科を卒業見込又は卒業後2年以内の者 | ◇卒業後5年以内に実施される連続する2回の学科試験 ◇卒業後6年以内に実施される連続する2回の学科試験 (卒業した後、大学の指定学科を卒業した者に限る。) |
高等学校指定学科を卒業見込又は卒業後3年以内の者 | ◇卒業後6年以内に実施される連続する2回の学科試験 ◇卒業後8年以内に実施される連続する2回の学科試験 (卒業した後、大学の指定学科を卒業した者に限る。) ◇卒業後7年以内に実施される連続する2回の学科試験 (卒業した後、短大等の指定学科を卒業した者に限る。) |
>>>>平成28年度の合格者
2級電気施工管理技術検定学科試験を合格後11年以内の者
学科試験のみの受験
>>>>試験実施年度において満17歳以上となる方
(平成30年度の場合は生年月日が平成14年4月1日以降の方が対象となります。)
提出書類
受験資格に関わらず、新規受験申込の際に申込者全員が提出しなければならない書類です。
提出書類 (新規受験申込者全員) |
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受検申請書一式 | ◇受検申請書 ◇実務経験証明書 |
そ の 他 | ◇住民票(または住民票コード) ◇写真(パスポート用証明写真1枚) ◇受験料(¥5,900)の振替払込受付証明書 |
自分が取得している受験資格に応じて提出しなければならない書類です。
受験資格に応じて提出する書類 | |
受験資格 | 提出書類 |
学歴と実務経験年数 | 卒業証明書(原本) |
電気主任技術者 | 電気主任技術者免状(写) |
第一種電気工事士 | 第一種電気工事士免状(写) |
第二種電気工事士 | 第二種電気工事士免状(写) |
2級電気施工管理技術検定の学科試験が免除対象となる方の提出しなければならない書類です。
学科試験免除の確認書類 | |
技術士法による技術士の第二次試験のうちで技術部門を電気電子部門、建設部門又は総合技術監理部門に合格した者 | ◇技術士合格証(または登録証)のコピー |
平成27年度以前の学科試験のみ受験合格者 | ◇学科試験合格通知書のコピー ◇卒業証明書(原本) |
平成28年度の学科試験のみ受験合格者 | ◇学科試験合格通知書のコピー |
2級電気施工管理技士試験詳細
学科試験詳細
>>>択一方式で回答はマークシート方式
学科試験 |
出題区分 |
電気工学 |
電気設備 |
関連分野 |
施工管理法 |
法規 |
POINT
上記それぞれの分野で回答する問題を選択します。各々の分野毎、得意とする問題を選択して回答できるため、受験者の得意分野に応じた試験対策が可能です。
実地試験詳細
>>>記述式による筆記試験
「経験した工事に関する工事名」「施工場所と工事の内容」「安全面・工程面などから留意した事項」「その対策」記載する問題や、指定された電気工事に関する用語について解説する問題が出題される。
実地試験 |
出題区分 |
施工経験記述 |
施工全般 |
法規 |
POINT
電気工事に関する技術的内容を記載することが大原則であり、建設工事に係るものなど、電気工事以外の技術的内容を記載すると減点対象になります。誤字脱字が多い、文字が読めないという場合も考慮されるので、丁寧に記載することを心がけましょう。
2級電気施工管理技士過去問題
一般財団法人建設業振興基金のホームページには平成29年度の過去問題と解答があります。一通り目を通して、実際に問題に触れてみると良いでしょう。