電工ナビ|消防設備士

私たちの生活に必要不可欠で身近にあるスマホやパソコン、テレビ、エアコン、スクリーン、ネオンに至るまで、全て「電気」で成り立っています。
消防設備士は便利でなくてはならない「電気」を取扱い、私たちの生活を支える仕事です。

「消防設備士」ってどんな仕事?

消防設備士とは、消火設備、警報設備、避難設備の設置工事、点検整備を行うことができる日本の国家資格です。特に昨今は、ビル管理・メンテナンス業界の企業にとっては活躍が期待できるため、非常に求められています。既に電気工事士として活躍されている方にとっても、電気の整備等を行う場合には、消防設備士の資格が必要となるため、電気工事士として対応できる範囲も広がるので転職時にも有利になります。

消防設備士として働くには?

消防用設備等を扱うためには、その消防用設備等が該当する類の資格を持っていなければなりません。消防設備士は、行える仕事内容によって大きく『甲種』と『乙種』に分かれています。

甲種

指定区分に応じた消防用設備等の工事、整備及び点検をすることができます。
・甲種第一類 - 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備
・甲種第二類 - 泡消火設備
・甲種第三類 - 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
・甲種第四類 - 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備
・甲種第五類 - 金属製避難はしご、救助袋、緩降機
・甲種特類 - 特殊消防用設備等

乙種

指定区分に応じた消防用設備等の整備及び点検をすることができる。甲種と違い工事は出来ない。
・乙種第一類 - 甲種第一類と同じ
・乙種第二類 - 甲種第二類と同じ
・乙種第三類 - 甲種第三類と同じ
・乙種第四類 - 甲種第四類と同じ
・乙種第五類 - 甲種第五類と同じ
・乙種第六類 - 消火器
・乙種第七類 - 漏電火災警報器甲種に第六類と第七類がないのは、消火器はホームセンターなどで購入し設置については他のものと比べ容易にでき、漏電火災警報器はこれを設置できるのは電気工事士のみだからです。ただし、整備・点検にあってはきちんと行われていないと危ないため乙種が存在します。
※上記はWikipediaより抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%88%E9%98%B2%E8%A8%AD%E5%82%99%E5%A3%AB


消防設備士の年収は?

消防設備士の平均年収(収入)は約400万円程度のようです。大手企業と中小企業で年収(収入)には200〜300万円ほどの差がでてくるようです。


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